丹生川上神社・中社
奈良県吉野郡東吉野村小968
丹生川上神社・中社(にうかわかみじんじゃ・ちゅうしゃ)
旧官幣大社
御祭神は、罔象女神です。
配祀として、伊邪奈岐命、伊邪奈美命、八意思兼命、大日霊貴命、与田別命、菅原道真、
綿津見大神、開化天皇、上筒男神、大国主大神、事代主大神をお祀りしています。
丹生川上神社(にうかわかみじんじゃ)は本来一社である筈でしたが、
現在、三つの神社が丹生川上神社を名乗っており、それぞれ、上社、中社、下社と呼ばれています。
※3社とも主祭神は水神で、大正時代に祭神の変更があり、現在の祭神となりました。
天武天皇の時代の白鳳4年(676年)、「人声聞えざる深山に宮柱を立て祭祀せば、
天下のために甘雨を降らし霖雨を止めむ」との神託により、
丹生川の川上に雨水の神を祀ったのに始まると伝られています。
神社のすぐ前を流れる高見川
せせらぎが実に心地よい。
鳥居と社号標
拝殿
背後の杜と空が何ともいえず美しい
拝殿内の御本殿拝所
拝殿と御本殿をつなぐ階段
御本殿
主祭神である罔象女神、配祀されている伊邪奈岐命、
伊邪奈美命をお祀りする御本殿(奥)と
菅原道真、綿津見大神、開化天皇、上筒男神、大国主大神、
事代主大神をお祀りする社殿(手前)。
※宮司さんからご説明をいただく。
社殿の千木
御社殿全景
御本殿の右手には、八意思兼命、大日霊貴命、与田別命を
お祀りする社殿がある。
相生の杉
木霊神社
御祭神は五十猛命(いたけるのみこと)
ご神木の大杉
境内の楓
豊かな緑、整った空気、
本当に清々しい境内だった。
境内を出て1分ほど歩くと、神橋がある。
本社と摂社・丹生神社を結ぶために作られたという。
神橋からの眺望(川上側)
すごい
神橋からの眺望(川下側)
境外摂社:丹生神社(重文)
圧倒される神厳さ。
光の粒子が舞っている。
丹生神社・別角度から
丹生神社
奈良市からかなり距離はあるものの、
ぜひ参拝して欲しい神社だと思う。
今回参拝できたご縁に感謝。