宗像大社・辺津宮
福岡県宗像市田島2331
tel:0940-62-1311
宗像大社・辺津宮(むなかたたいしゃ・へつみや)
旧官幣大社
全国の宗像神社・厳島神社の総本宮
宗像大社は、沖ノ島の「沖津宮」、大島の「中津宮」、田島(当地)の「辺津宮」、この三宮を総称です。
御祭神は、沖津宮に田心姫神(たごりひめのかみ)、中津宮に湍津姫神(たぎつひめのかみ)、
辺津宮に市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)、をそれぞれお祀りしています。
※この三神は、天照大神と素戔男尊の誓約(うけい)によって生まれた女神で、「宗像三女神」と称されています。
創祀は神代。
「日本書紀」には、天照大神より「永遠に皇室をお助けし、皇室からも厚いお祭りを受けなさい」との神勅があり、
三女神がこの地に天降り、お祀りされるようになったとが記されています。
古代より中国大陸や朝鮮半島に近く、外交の拠点や重要な中継地としての役割を担っていた地、宗像。
中津宮のある大島は、海上約10km。沖津宮のある沖ノ島は、海上約60kmの地に位置しています。
※沖津島は、島全体がご神体で、女人禁制。一般の男性も年に1日(5月27日)しか参拝を許された日がありません。
像大社・辺津宮の一ノ鳥居。
宗像大神御降臨の地と伝えられる場所に鎮座している。
参拝は2009年8月6日。今回で2度目の参拝
二ノ鳥居と参道
参道を横切る神池(心字池)と神橋
参道。正面に神門
神門
狛犬
神門より拝殿を望む
拝殿の額と拝殿内部
社殿全景(国指定重文)
シンプルで落ち着いた佇まい。
流造りの御本殿。
天正6年(1578年)の再建
御本殿
社殿の周囲を数多くの境内社が取り囲む
社殿の向かって左手に祀られた境内社。
一つの社に複数の神社が合祀されている。
左の社より、「大神神社・河上神社・五位神社・只下神社・御衣代神社・津田神社」、
「貴船神社・犬王丸神社・四道神社・小野井神社・息直神社・原比女神社」、
「津加計志神社・四道福松神社・祓方遠賀堺神社・山口御口代神社・
須多田神社・加津浦神社」
御本殿に裏手に位置する境内社群。
左より、「正三位神社、他5社」「和加神社、他5社」
「孔大寺神社、他5社」「国連神社、他5社」
「浪折神社、他5社」「宮田若宮神社、他5社」
さらに境内社が並ぶ。
左より「宇生神社、指来神社」「政所神社、他8社」
「百大神社」「二柱神社(伊邪那岐、伊邪那美)」
ご神木の楢(なら)
社殿向かって右手の境内社。
右より、「御鎰持神社、他6社」「牧口神社、他6社」「織幡神社、他6社」
「祇園社、他6社」「千得下府神社、他6社」「妙見神社、他5社」
「稲庭上神社、他5社」「藤宮神社、他5社」
高宮祭場への参道入り口
松尾神社(左)、蛭子神社(右)
松尾神社の鳥居と廻廊。門の上部にご神木
高宮祭場への参道
「相称の樫」
※別の樫の枝同士が結合している
境内の奥、高宮祭場への参道隣に祀られている
第二宮(右)と第三宮(左)
第二宮
第三宮
並ぶ両宮
高宮祭場への参道
高宮祭場
宗像大神御降臨の地と伝えられる古代祭場
神籠(ひもろぎ)・磐境(いわさか)というお祭りの原点を今に残す、
全国でも数少ない古式祭場
高宮祭場
空間が歪んでいるように感じる場所
高宮の杜より空を望む
境内の左奥にある「神宝館」。多数の社宝が展示されてある。
中津宮や沖津宮の様子もわかるのでお勧め