賀茂別雷神社(上賀茂神社)
京都府京都市北区上賀茂本山339
賀茂別雷神社(かもわけいかずちじんじゃ)
山城国一之宮、旧官幣大社
御祭神は、賀茂別雷大神(かもわけいかずちのおおかみ)です。
神代の昔、本社の北北西にある、秀峰神山(こうやま)に御降臨になり、
天武天皇の御代(678)、現在の社殿の基が造営されました。
本殿御鎮座以後も広く庶民の信仰を集め、皇室の御崇敬は歴代にわたり、行幸啓は枚挙にいとまなく、
国家の重大時には必ず奉幣、御祈願がありました。
雷(いかづち)の御神威により、厄を祓いあらゆる災難を除き給う厄除(やくよけ)明神・
落雷除・電気産業の守護神として広く信仰されています。
一ノ鳥居
参拝日は2008年4月。
参拝日は、参道にて上賀茂手作り市が開催されていた
参道
斎王桜
二ノ鳥居
境内遠景
中央に立砂と細殿、左に舞殿と土舎
細殿と立砂(たてすな)
立砂は、円錐形の麗しい御降臨山である神山をかたちどったもので、
神様が降りられる一種の憑代(よりしろ)。
鬼門、裏鬼門などに「清めのお砂」をまくのは、この立砂が起源
この立砂、宮司が4時間を費やし作るのだという
楽屋(重文)
神仏習合時代、供僧の用いたもの
舞殿(左)と土舎
舞殿(重文)
勅使御拝の殿舎。別名橋殿で床下には「ならの小川」が流れている
拾宜橋
ならの小川
玉橋
須波神社(すはじんじゃ)
御祭神は、阿須波神
片岡社
御祭神は、玉依比売命(賀茂別雷大神の母神)
楼門(重文)
廻廊(重文)
楼門より幣殿を臨む
幣殿
幣殿より臨む御本殿(国宝)
御本殿の右手に広がる「葵の森」
摂社・新宮神社
御祭神:高龗神(たかおかみのかみ)
川尾社
御祭神は罔象女神(みづはのめのかみ)
御物忌川を守る
御物忌川
細殿の左手遠方に片岡山
末社・橋本社
御祭神は衣通姫神
摂社・賀茂山口神社
御祭神は、御歳神
境内はかなり広い。
写真は、神苑の中に祀られた岩本社
御祭神は住吉三神
奈良神社
御祭神は、奈良刀自神(ならとじかみ)
神苑
神苑
中央に賀茂山口社拝殿、左にスダジイ
加茂川の清流