佐嘉神社
佐賀県佐賀市松原2-10-43
tel:0952-24-9195
佐嘉神社(さがじんじゃ)
旧別格官幣社
御祭神は、佐賀藩10代藩主・鍋島直正公(なべしまなおまさ)、
11代藩主・鍋島直大公(なべしまなおひろ)です。
※直正公は、貧農救済と藩財政の建て直しに尽力。人材育成にも力を注ぎ、大隈重信・江藤新平らを輩出しました。
※直大公は、直正公の子息で、戊辰戦争で官軍として戦い、明治2年には版籍奉還を申し出ました。
直正公歿後の明治6年(1873年)、直正の威徳を賛え、鍋島家の祖先を祀る松原神社に南殿を造営し、直正公を祀ります。
昭和4年(1929年)には、直正を祀る別格官幣社・佐嘉神社の創建が決定。
昭和8年(1933年)に現在地に社殿を造営。松原神社の直正公の霊を遷座し、
昭和23年(1948年)には、松原神社南殿に祀られていた直大の霊を佐嘉神社に合祀しました。
佐嘉神社の鳥居
鎮座地は佐賀駅から車で5分ほどの地。近くに佐賀県庁がある。
参拝日は2010年1月5日。
平日ではあるが、境内は多くの初詣客で賑わっていた
神門
今年は寅年。神門の前には寅の像
境内
清々しく整った境内。さすが別格官幣社。
正面に拝殿。左に客殿、右に祓殿
拝殿
御本殿
御祭神は、佐賀藩10代藩主・鍋島直正公(なべしまなおまさ)、
11代藩主・鍋島直大公(なべしまなおひろ)
境内。左に神門。
わずかの間に目まぐるしく変わる天気。晴れたと思ったら突然雪が降ってきた
境内
中央に拝殿。右手には東門があり、その奥には「松根神社」「松原神社」が
鎮座している
東門
東門を出てすぐ左に祀られている「松根社(まつねしゃ)」
御祭神は、古川松根命
佐嘉神社境内に鎮座する松原神社の神門
※由緒によれば、もともとは松原神社の境内に佐嘉神社が建立されたのだそうだ
松原神社の拝殿
安永元年(1772年)、鍋島家の始祖・鍋島直茂公を祀る神社として創建。
現在の御祭神は、
<北座三柱>
従五位下 山城守龍造寺隆信命
従四位下 肥前守龍造寺政家命
従四位下 駿河守龍造寺高房命
<南座四柱>
平右衛門尉鍋島清久命
従三位 加賀守鍋島直茂命(佐嘉藩祖日峯様)
鍋島直茂室彦鶴姫命
従四位下 信濃守鍋島勝茂命(佐嘉藩第一代藩主)
松原神社の拝殿
松原神社拝殿の額
松原神社の御社殿
松原神社前に広がる境内
正面に松原神社の神門。右には佐嘉荒神社・松原恵比寿社が鎮座している
佐嘉荒神社
松原恵比寿社
松原稲荷神社
松原神社の境内入り口付近に立つ「松原の大楠」
白磁の鳥居
松原神社前の境内から望む、佐嘉神社の御本殿
佐嘉神社の神門前に置かれた「佐賀七賢人」の碑