玉若酢命神社
島根県隠岐郡隠岐の島町下西宮前701
玉若酢命神社(たまわかすのみことじんじゃ)
隠岐国総社
御祭神は、玉若酢命(たまわかすのみこと)です。
大己貴命、須佐之男命、稲田姫命、事代主命、須世理姫命が配祀されています。
※玉若酢命は、隠岐国を統治した「大酢別命」の御子と伝えられ、隠岐島開拓の神と伝承されています。
創建の年代は不詳。
式内社で、延喜式神名帳に小社に列せられた古社です。
玉若酢命神社の鳥居
隠岐の島後(どうご)、西郷港からタクシーで5分程度の地に鎮座。
参拝は2009年4月19日の早朝
神門
拝殿
拝殿
境内全景
社殿を取り囲む緑が実に美しい
案内板
玉若酢命神社参拝メモ
参拝は4月19日(日)の早朝。
水若酢神社の参拝後に訪れる。
※前日の夕暮れにも1度参拝していた。
八百杉や背後の森の鮮やかな緑が印象に残る。
玉若酢神社参拝後は、「フェリーしらしま」にて「島前(どうぜん)」にわたる。
運賃は1400円ほど。
乗船時間は約70分。
◆隠岐汽船サイト(フェリーの時刻表等掲載)
※平成21年時刻表はこちら
◆隠岐島町のサイト
※隠岐島町のレンタカーサイト
隠岐の島・神社参拝メモ
隠岐の島では、下記の6社に参拝。
水若酢神社・・・島後
玉若酢命神社・・・島後
(フェリーで移動)
隠岐神社・・・島前・中ノ島
宇受賀命神社・・・島前・中ノ島
(フェリーで移動)
由良比女神社・・・島前・西ノ島
海神社・・・島前・西ノ島
御社殿全景
八百杉
「八百杉(やおすぎ)」
昔、若狭国(福井県)から渡ってきた「八百比丘尼(はっぴゃくびくに)が
植えたものと伝えられている。
八百比丘尼が、植樹より八百年後に再度訪れることを約束したので、
「八百杉」の名がつけられたと伝えられている。
現在、樹齢は千年以上と伝えられている
右に八百杉、奥に拝殿
参道
神門の背後に八百杉(やおすぎ)。圧巻
御本殿
「隠岐造り」といわれる隠岐地方特有の建築形式。
※屋根は「大社造」、向拝は「春日造」の特徴に類似。
造営は寛政5年(1793年)とのこと。
御祭神は、玉若酢命。水若酢神社の御祭神・水若酢命とともに、
隠岐開拓の祖神と伝えられている
隠岐造りの御本殿。
変形春日造りと言えなくもない。
(春日造りに比べ、屋根の反りがなく、向拝と大屋根が離れている。)
フェリーしらしま
島後の西郷港
御本殿左横の神池。池上に社
御本殿右隣の杉。
まっすぐに伸びる姿が気持ちいい
旧拝殿(国指定重文)
慶応2年(1866年)の造営
境内社
境内
八百杉ごしに神門を望む