駒形神社
岩手県奥州市水沢区中上野町1-83
駒形神社(こまがたじんじゃ)
陸中国一之宮(新一之宮)、旧国幣小社
御祭神は、駒形大神(こまがたのおおかみ)です。
※駒形大神は、天照大御神、天之常立尊、国之狭槌尊、吾勝尊、
置瀬尊、彦火火出見尊の総称とされています。
上古の代、関東に「毛野一族」が台頭し、赤城山を崇敬していました。
後に毛野一族は、上毛野氏と下毛野氏に分れ、下毛野氏は日光に二荒山神社を創建。
その後両氏は、勢力を北にのばし、行く先々に形のいい連山を捜し、その中で二番目の高峰を
「駒ケ岳」または「駒形山」と名付け、駒形大神を奉祀しました。
その勢力は奥州にも及び、現在の「駒ケ岳」の山頂に「駒形大神」を勧請。
時は雄略天皇の御代(456年ころ)と伝えられています。
駒形という名称は、朝鮮を指す「高麗(こま)」からきているとのこと。
(※以上、駒形神社の御由緒書きより抜粋)
駒形神社の鳥居
境内は水沢公園に隣接。
参拝日は2009年6月27日。
水沢江刺駅よりタクシー約10分。(水沢駅より徒歩10分)
鳥居の額
狛犬
参道
静かな境内。時折、地元の方が参拝に訪れる
神門
境内
全体的にシンプルで素朴な佇まい。まさに「里宮」といった感
拝殿を正面から
御社殿全景
御本殿
御祭神は、駒形大神
末社:山神社
御祭神:大山祇神、木花開耶姫神
御本殿の向かって右手に鎮座
鹽竃神社(しおがまじんじゃ)
御祭神は、塩竈神、相殿に春日神。
山神社の向かって右手に鎮座。立派な拝殿と御本殿だ
水沢招魂社
御祭神:郷土出身の1099柱の英霊
緑豊かな境内。
この場に佇んでいるだけで、かなり落ち着いた気分になる。
中央やや左に見えるのは神門
境内
境内で紹介されていた「奥宮」の様子
境内に隣接する水沢公園。
球技場の施設などが充実していた
駒ケ岳遠景
写真中ほどに連峰のシルエットがぼんやり見える。
※参拝日の空はガスに覆われていた。
参拝は6月末、連峰の山頂には雪が残っていた