西宮神社
兵庫県西宮市社家町1-17
西宮神社(にしのみやじんじゃ)
全国のえびす神社の総本宮
御祭神は、第一殿に主祭神である蛭子命(えびすのみこと)、第二殿に天照大御神・大国主大神、
第三殿に須佐之男大神をお祀りしています。
主祭神の蛭子命は、伊弉諾岐と伊弉諾美が生んだ最初の子ですが、不具であったため
葦の舟に入れて流され、子の数には数えられませんでした。
西宮神社の社伝によると、その後の蛭児命は西宮に漂着し、「夷三郎殿」と称され
海を司る神として祀られたと伝えられています。
創祀の詳細は不明。平安時代には「えびす社」として信仰されていたことが記録に残っています。
鳥居と赤門
JR西宮駅より徒歩15分の地に鎮座。(阪神西宮駅からは徒歩3分)
参拝は2009年1月24日
赤門(表大門)
豊臣秀頼の寄進と伝えられる。国指定重要文化財。
福男選びのスタート門として有名
赤門横に鎮座する梅宮神社
御祭神は、酒解神(さかとけかみ)
表参道沿いに鎮座する児社(このやしろ)
表参道
福男選びの神事の舞台となる場所。この日は陶器市が開かれていた
南宮神社
廣田神社摂社。表参道沿い南門近くに鎮座
沖恵美酒神社(おきのえびすじんじゃ)
かつては「あらえびすさま」と崇められた神社
南宮神社の隣に鎮座
二の鳥居と参道
御社殿全景。勇壮な佇まい
拝殿
入母屋造り。空の青がまぶしい
拝殿
狛犬
複数に分かれた尾が特徴的
拝殿の額
御本殿
寛文三年(1663年)、徳川家綱公の造営。
春日造・三棟連結の独特の造り
西宮神社のシンボルとも言える御本殿。別角度から
御本殿左手の杜
末社が並ぶ
左より、六甲山神社(白山信仰の神社)、
百太夫神社(人形操りの祖神をお祀りしている)
火産霊神社(ほむすびじんじゃ)
愛宕神をお祀りしている
大国主西神社(式内社)
住吉の国土経営を行った二柱(大国主命、少彦名命)をお祀りしている
西宮に広がる、えびすの杜。
その大きさは甲子園球場がすっぽり入る大きさとのこと
神明社
稲荷社も合祀され、現在は「お稲荷さん」と
呼ばれ、信仰を集めている
松尾神社
神池と市杵島神社
宇賀魂神社(うがのみたまじんじゃ)
室町時代から、この地に鎮座していたとのこと
伊勢神宮遥拝所
神池にかかる太鼓橋から拝殿を望む
庭津日神社
社殿がなく、塚を配する神社。神社内を守護している
南門
1月9日~11日の3日間は、有名な十日えびすの祭典が催され、
参拝者は100万人を越えるという