久能山東照宮
静岡県静岡市駿河区根古屋390
久能山東照宮（くのさんとうしょうぐう）
旧別格官幣社
御祭神は、東照大権現（徳川家康公）です。
豊臣秀吉公、織田信長公の御霊が配祀されています。
家康公は元和2年（1616年）4月17日に７５歳で薨去されました。
ご遺命によりその亡骸は、家康公が晩年滞在していた駿府の南東・久能山に埋葬されます。
元和2年5月に第２代将軍秀忠公によって久能山山上に宮社の建造が着工。
元和3年2月に「東照大権現」の神号を朝廷より賜り「東照社」と称します。
元和3年4月15日、家康公の遺言により、その御霊は江戸城の真北に在る「日光の東照社」に改葬。
（正遷宮は同年4月17日）
正保2年（1645年）、当社名を「東照宮」に改称。
明治21年5月には別格官幣社に列格されますが、その後の官制廃止令により社格は除去、
当社名は「久能山東照宮」と改称されました。
日本平のロープウェイ乗り場からの展望。
久能山東照宮への参拝ルートは２つ。
久能山下から表参道の階段をのぼるルートと、日本平からロープウェイで下るルート。
行きはロープウェイルートを選んでみた。
写真中央の山が久能山で、その山頂に東照宮が鎮座する。
ロープウェイからの展望。
かつて日本平と久能山はつながった山だったそうだが、
長い年月を経て両山の間には大きな谷ができた。
間の岸壁は、風雨でジグザグに削られ、その見た目から
「屏風山」と呼ばれているという
久能山山頂付近より太平洋を望む。
雄大な風景
拝観入り口を抜けると左手に楼門。
圧巻
楼門
楼門より境内を望む。
正面に二の鳥居と唐門
神馬舎
久能稲荷神社、厳島神社
二の鳥居より境内を望む。
正面に唐門、左に神饌所、右に鼓楼
神饌所
鼓楼
唐門と透塀
唐門
神庫
神庫右にたつ巨木
御本殿の右手に建つ日枝神社（重文）
かつて薬師如来が安置されていた建物
日枝神社側より望む御社殿全景。
まさに豪壮麗美。すごい！
拝殿
御本殿
唐門より境内を望む
唐門に施された装飾
御本殿（左側面）
御本殿の右手には、神廟へ至る門（廟門）がある
徳川家康公の遺体が埋葬されていたと伝わる神廟
神廟と周囲の杜
参拝後、境内を出て表参道へ向かう。
写真は表参道の石垣
一の門付近からの展望。
太平洋を望む
一の鳥居
背後に久能山。
山上まで１０００段以上もの石段が続く。
平日・休日を問わず、多数の参拝者がこの石段を
登っていくのだという
表参道の階段
表参道入り口