温泉神社
島根県雲南市木次町
温泉神社(おんせんんじんじゃ)
御祭神は、大己貴命、少彦名命、足摩槌命(あしなづちのみこと)、手摩槌命(てなづちのみこと)、他です。
「出雲国風土記」に、「漆仁の社」と記された古社です。
明治40年に、八幡宮に宮原神社と諏訪神社が合祀され、温泉神社と改称されました。
伝承によれば、須佐之男命によって命を救われた稲田比売命の両親(足摩槌命、手摩槌命)は、
この地にほど近い万歳山(ばんざいさん)に住んでいたとされ、温泉神社の境内には、
足摩槌命・手摩槌命の御神陵があります。
近くには「八俣大蛇伝説」の舞台である、「天が淵」があります。
温泉神社からの展望。
民家少なき山間の村中に鎮座。
のどかで空気の良いところ
温泉神社の境内
中央の御神木杉がとても印象的
鳥居
狛犬
参道
御神木の杉
すごい存在感。まさに霊木
拝殿
御本殿
御本殿
御本殿向かって左の川角社
須佐之男命によって命を救われた稲田比売命。
その両親である「足摩槌命・手摩槌命」の御神陵。
御本殿の向かって右手に祀られている
温泉神社の社叢
人気のない境内。木霊が聞こえてきそうな感じだ
「八俣大蛇伝説」の舞台とされる「斐伊川(ひいかわ)」
温泉神社の鎮座地付近を流れている。
※神話に登場する「「肥の河(ひのかわ)」は「斐伊川」のことであると考えられている
斐伊川の景勝
温泉神社から1kmほどの場所にある「天が淵」。
なんと「八俣大蛇伝説」の舞台であると伝えられている
「天が淵」
手前部分の川底が深くなっている。まさに「淵」。
観光スポットになっているようで、小さな駐車場がある
天が淵の流れ
温泉神社参拝メモ
◇参拝について
・たいへん分かりにくい場所にある。こちらの地図を参照。
◇「天が淵」
・同じ地図の上部に表示。
・道沿いに小屋のようなものがあり、車をとめる場所がある。
※公園のようになっていないので、注意。