須佐神社
島根県出雲市佐田町須佐730
須佐神社(すさじんじゃ)
旧国幣小社
御祭神は、主祭神に須佐之男命。
稲田比売命(須佐之男命の后神)、足摩槌命(あしなづちのみこと・稲田比売命の親)、
手摩槌命(てなづちのみこと・稲田比売命の親)が配祀されています。
創建は神代とされ不詳。「出雲国風土記」に「須佐社」、「延喜式神名帳」に「須佐神社」と記載されています。
「出雲国風土記」では、「須佐之男命の御終焉の地」と記されている霊地です。
須佐之男命が各地を開拓した後、当地に来て最後の開拓をし、「この国は小さいが良い国だから、
自分の名前を土地につけ、人々を住まわせよう」と言って「須佐」と命名した、との伝承が残っています。
「須佐之男命の御終焉の地」とされる「須佐」。
豊かな山々に囲まれた素晴らしい景勝地。
須佐神社は写真正面の住宅地内に鎮座している
須佐神社の鳥居
参拝日は2009年4月18日。
この日は例祭が行われていた。
いつもは静かな境内なのだろうが、かなり賑わっていた
神門
境内
拝殿
祝詞殿と御本殿
社殿は、拝殿、祝詞殿、御本殿という配置
御本殿
栩葺(とちぶき)の屋根が印象的
御本殿の裏手に立つ御神木の杉。
霊木感がみなぎっていた
御本殿後ろの稲荷社
御本殿裏の杉の社叢。
その奥に三穂社。
神域感たっぷりの場所
三穂社
御祭神は、三穂津比売命(みほつひめのみこと)、事代主命。
「下の御前さん」と称されている
神楽殿
例祭の神楽が催されていたのだろう
神門横の神馬社
何となく気になる場所だった
天照社
「上の御前さん」と称されている社。
御社殿からみると、鳥居の先に鎮座している。ユニークな配置
天照社
御祭神は、天照大神
須佐神社の脇を流れる、素鵝川。
せせらぎが実に心地よい
素鵝川
御本殿
神門に祀られた、御祭神像
神門付近に鎮座する、東末社(写真左)と西末社(写真右)