枚岡神社
大阪府東大阪市出雲井町7-16
枚岡神社(ひらおかじんじゃ)
河内国一之宮、旧官幣大社
御祭神は、第一殿:天児屋根大神、第二殿:比売大神(天児屋根大神の后神)、
第三殿:武甕槌大神、第四殿:斎主大神(経津主神)をお祀りしています。
社伝によれば、神武天皇紀元前3年、神津嶽に天児屋根大神と比賣大神の
二柱をお祀りしたことを当社の創祀としています。
※この二柱は当社から春日大社に勧請されたため「元春日社」と称されます。
後に春日大社から武甕槌大神、斎主大神(経津主神)を勧請し、春日大社と同じ神(春日神)を
お祀りすることになりました。
「枚岡(ひらおか)」の社名は、神津嶽の頂が平らな丘であったことに
由来すると伝えられています。
石鳥居
枚岡駅より徒歩3分の地に鎮座。
つい10分前まで大雪が降っていたのだが、
神社に到着したら雪は止み太陽が顔を見せていた
鳥居と参道
雪で地面がぬれ、参道には水蒸気が舞っていた。
左右の杜も鬱蒼としていて幽玄な雰囲気に満ちていた
参道
奥に見えるのは生駒山か
参道階段の前に注連柱。
その手前には逆鉾
参道の両脇には、狛犬ではなく鹿が配されている。
奈良春日(鹿で有名な奈良公園)と何か関係があるのだろうか
御本殿前の中門。美しい
四棟が連なる御本殿
素晴らしい。思わず感嘆の声がもれてしまった。
御祭神は春日大社と同様、第一殿:天児屋根大神、第二殿:比売大神、
第三殿:武甕槌大神、第四殿:経津主神
御本殿右の道を通り、神津嶽の本宮へと向かう
枚岡神社の梅園を抜け、本宮参道へと至る
本宮への登山道入口
突然ものすごい勢いで雹が降ってきた
雹は止んだが参道は完全な雪道になる。
1歩1歩慎重に登る。
登山道に入り、約30分で展望台に到着。
眼下に大阪の街並みを見下ろす。
(天気がよければ大阪湾を望むこともできるらしい)
この地は、大和(奈良)平城京から大阪湾に出る最短ルート上にある。
多くの古代人も、ここから景色を眺めたに違いない
展望台からの眺望
展望台から10分ほど山道を登ると、
神津嶽本宮の入口に到着
神津嶽本宮
神津嶽本宮
神津嶽本宮から空を見上げる。
雲の合間からのぞく太陽は、神々しさに溢れていた
参道の階段。階上には拝殿。
背後の杜から光がこぼれる
拝殿
拝殿
御本殿
屋根には、先ほどまで降っていた雪が積もっている。
摂社・若宮社
神津嶽本宮
かつての枚岡神社鎮座地で、元春日と呼ばれた場所。
歴史的に非常に重要な意味を持つ場所でもある
末社・天神地祇社