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六郷満山
大分県国東半島
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六郷満山(ろくごうまんざん)
大分県国東半島にある寺院群の総称です。
「六郷」とは、古代の国東半島にあった安岐、武蔵、国東、伊美、来縄、田染の6つの郷に由来します。
半島は、国東28谷と呼ばれるように起伏にとんだ地形をなし、奇岩や霊窟が多いです。
奈良時代、法蓮を指導者とする弥勒寺の僧によって山岳修行の場として開かれ、
しだいにそれらの行場が寺院化していったと考えられています。
12世紀に65か寺を数えた六郷満山は、学問の本山、修行の中山、布教の末山という
3山体制をとり、八幡信仰と天台系修験道が結びついた複雑な体系下で
平安末期から鎌倉時代に全盛を極めました。
宇佐神宮大宮司家の祈願所であった富貴寺大堂に代表される中央の仏教文化と
磨崖仏・国東塔などにみられる独自の地方文化が、六郷満山のもとで豊かに花開きました。
国東半島
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