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雄山神社・前立社檀

富山県中新川郡立山町岩峅寺1

tel:076-483-1148

雄山神社・前立社壇(おやまじんじゃ・まえだてしゃだん)

越中国一之宮、旧国幣小社
御祭神は、伊邪那岐神(いざなぎのかみ)、天手力雄神(あめのたぢからおのかみ)です。
※伊邪那岐神の本地仏は「阿弥陀如来」、天手力雄神の本地仏は「不動明王」。


社殿によると、大宝元年(701年)、越中国の国司・佐伯有若の子「有頼公」は、
白鷹と黒熊に導かれ立山の玉殿岩窟において
「我、濁世の衆生を救はんがため此の山に現はる。或は鷹となり、或は熊となり、
汝をここに導きしは、この霊山を開かせんがためなり」
という雄山大神の霊示を受け、立山を開山したと伝えられています。
峰本社の鎮まる立山は、万葉集にも「神の坐ます山」として詠まれた名山で、
中世には山岳修験の霊場として多くの信仰を集めました。
※日本三大修験の一つ。他の二つは富士山と白山。
冬は雪に閉ざされるため、山麓に「中宮祈願殿」および「前立社檀」が造営されました。
「前立社檀」は、平安初期に建てられた立山寺(岩峅寺)を前身とする神仏習合の施設で、
立山に入山する者の身の穢れや罪を湯立ての神事にて祓い、道中の無事を祈願しました。

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雄山神社・前立社檀の横を流れる「常願寺川」。
この清流のせせらぎを聞きながらの参拝となる

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雄山神社・前立社檀の鳥居。
「前立社檀」は、平安初期に建てられた立山寺(岩峅寺)を前身とする神仏習合の施設。
「岩峅寺(いわくらじ)」の「峅」と言う文字には「神様の降り立つ場所」の意味がある

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参道。川のせせらぎとセミの鳴き声が木霊する

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参道と社号標

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表神門。落ち着いた佇まい

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境内。
左に境内社、中央に拝殿、右奥に東神門。
前立社檀は、立山に入山する者の身の穢れや罪を湯立ての神事にて祓い、
道中の無事を祈願する場所だったとのこと。
この地から立山までは、約40kmほど

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境内社。
左より、八幡宮(御祭神:応神天皇・神功皇后)、
刀尾社(御祭神:伊佐布魂命・いさふみたまのみこと)、
稲荷社(御祭神:宇迦之御魂神)

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拝殿

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拝殿

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本殿(国指定重文)
建久年間・源頼朝の再建、明応元年・足利義植の造営と伝えられる。
檜皮葺き五間社一間向拝付き流れ造り(北陸最大の御本殿とのこと)

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御本殿横の御神木

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湯立の釜
前田斉泰公からの寄進。
参拝者が湯を身にふりかけ、罪のないことを祭神に誓ったものとのこと

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東神門

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境内。中央に表神門。
立山(峰本社)登頂後だったせいか、とても親しみを感じながらの参拝だった。

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