厳原八幡宮
長崎県対馬市厳原町中村645
厳原八幡宮(いづはらはちまんぐう)
御祭神は、応神天皇、神功皇后、仲哀天皇、姫大神、武内宿禰です。
社伝によれば、神功皇后が三韓征伐からの帰途、対馬の清水山に行幸し、この山は神霊が宿る山であるとして
山頂に磐境を設け天神地祇を祀ったといいます。
その後白鳳6年、第40代・天武天皇の命により、清水山の麓に社殿を造営し八幡神をお祀りしたことを当社の創建とします。
中世以降は、当社を「下津八幡宮(しもつはちまんぐう)」または「八幡新宮」と称し、
対馬国一之宮・海神神社を「上津八幡宮(かみつはちまんぐう)」または「八幡本宮」と称しました。
厳原八幡宮の二ノ鳥居。
鎮座地である背後の小山が印象的。
※一ノ鳥居は修繕工事中だった
二ノ鳥居に近づくと、参道階段が三本あることに気づく。
向かって一番左は天神神社の参道。
中央は宇努刀神社(うのとじんじゃ)の参道。
そして一番右が厳原八幡宮の参道となる
二ノ鳥居前の狛犬
参道階段と厳原八幡宮の神門
神門
拝殿
御本殿
流造りだと思うが、左右にも庇(ひさし)と階段がある
御本殿を横から。
右下に庇が見える
側面につけられた庇と階段
平神社
御祭神:天穗日命・日本武尊・仁徳天皇・莵道皇子
厳原八幡宮の境内左手に鎮座
天神神社(左)と宇努刀神社(右)の参道
天神神社
御祭神:安徳天皇、菅原道真公
宇努刀神社(うのとじんじゃ)
御祭神:須佐男命
天神神社と宇努刀神を違う角度から。
厳原八幡宮の鎮座地、「厳原」は対馬最大の市街地(と思われる)。
その街中に鎮座しながら、境内は落ち着いて静か。
時折団体の観光客(韓国人)も訪れていた。
韓国の方から見ると、神功皇后はどのように映るのだろうか?
ちょっと気になった
対馬・参拝メモ
対馬に来島したのは2009年8月1日。
東京から福岡に行き、福岡から対馬に飛行機で入った。
※対馬の到着は10:35。
空港でレンタカーを借り、対馬の神社を巡拝。
「海神神社」
「和多都美神社」
「住吉神社(鴨居瀬)」
「住吉神社(鶏知)」
「厳原八幡宮」と巡った。
レンタカーはヨシナガレンタカーを利用。(空港店:0920-54-4111)
空港と厳原港に窓口があるのでとても便利。
ちなみに対馬の観光案内所は0920-52-1566
対馬の次は壱岐の神社を巡る。
壱岐行きのフェリーは、こちらの時刻表などを参照。
http://www.kyu-you.co.jp/