沖宮
沖縄県那覇市奥武山町4
tel:098-857-3293
沖宮(おきのぐう)
御祭神は、天受久女龍宮王御神(てんじゅくめりゅうぐうおうおんかみ・天照大神)、
天龍大御神(てんりゅうおおおんかみ)、天久臣乙女王御神(あめくしんおとめおうおんかみ)、
熊野三神(伊弉冉尊・速玉男神・事解男神)です。
創建の年代は不明。
「琉球国由来記(1713年)」によれば、「大昔に那覇港の海中から光が絶えず射していたので、
調べてみると霊木があった。これを熊野権現の霊木とし、社寺を建てこの木を祀った」のがはじまり。
最初は那覇埠頭の地(現・那覇市西3丁目)に鎮座していましたが、その後那覇市安里に遷座。
社殿は国宝に指定されていたようですが、太平洋戦争で倒壊。
戦後、比嘉真忠に「沖宮を復興せよ」と神託があり再建。現在に至ります。
琉球八社の一社(波上宮、沖宮、識名宮、普天満宮、末吉宮、安里八幡宮、天久宮、金武宮)
沖宮の鳥居
鎮座地は、那覇の「奥武山運動公園」の一角(東部)。
参拝は2009年10月24日。
この日の沖縄は、秋雨前線と台風で強い風雨に見舞われていた
狛犬。
狛犬はシーサー風ではなく、内地と変わらぬ風貌
拝殿
屋根の趣きは、やはり沖縄
拝殿に掲げられた「沖宮(おきのぐう)」の額
御本殿
御本殿の向かって右には住吉神社
住吉神社
住吉神社の前には、
混比羅大明神、大国大明神、恵比寿大明神が
祀られている
住吉神社から見る社務所の屋根。
(社務所は一段低いところに建っている)
薄い朱色の瓦で、いかにも沖縄という感じだ
住吉神社の裏手には、
玉奴牟繁座那志の碑
住吉神社裏手の「地頭火神」を祀る碑
拝殿の向かって左には階段。
階上には、ご祭神である
「天受久女龍宮王御神(てんじゅくめりゅうぐうおうおんかみ」
をお祀りする碑などがある
御本殿を横目に見ながら階段を上がる
階上から、御本殿と拝殿の屋根を見下ろす
階上。向かって右に「天受久女龍宮王御神」「天照大神」など、
左に「底臣幸乙女王」「恵比寿大明神」などをお祀りする碑。
場所は御本殿の裏手に位置する
うるま世界平和之塔
階上石碑からの展望
沖宮 参拝メモ
参拝は2009年10月24日。天気は結構強い風雨だった。
鎮座地は「奥武山運動公園」の一角。参拝日は公園全体が「沖縄産業フェア」の会場となっていた。
沖宮は公園の東側に位置するが、そちら側には車が入れる道はなく、
西側(レンタカー店側)から侵入することになる。
少々分かりにくいので、事前に地図(グーグルマップ)などで確認しておくと良い。
(出力紙を持参した方が良いかも)
空港や市街地から近い場所にあり、道路はたいへん混んでいた。
移動時間の計算は、かなり余裕をもっておいた方が良い。