豊受大神宮
(伊勢の神宮・外宮)
三重県伊勢市豊川町
豊受大神宮(とようけだいじんぐう)
御祭神は、豊受大御神(とようけのおおみかみ)です。
豊受大神宮は、皇大神宮の総称である内宮(ないくう)に対して外宮(げくう)とも称されます。
雄略(ゆうりゃく)天皇は、夢の中で天照大御神のお教えをお受けになられ、豊受大御神を丹波(たんば)の国から、
内宮にほど近い山田の原にお迎えされました。今からおよそ1500年の昔のことです。
豊受大御神は御饌都神(みけつかみ)とも呼ばれ、御饌、つまり神々にたてまつる食物をつかさどられています。
境内入り口
7年ぶり2度目の参拝。
平日の日の出直後で人気もまばら。
天気予報では雲だったが、当日は雲一つない快晴だった
参道入口左手にある勾玉池とそこに浮かぶ奉納舞台
朝日の光に舞台の朱色が映えていた
表参道の火除橋(ひよけばし)
防火のためにつくられた掘川が流れている
一の鳥居
表参道
二の鳥居
神楽殿
時刻は朝の6:30、宮司が参拝者の対応をしていた
五条殿(奥)、九条殿(左)
御正殿入口
突然空気が変わる。
研ぎ澄まされた神気。背筋が伸びる
御正殿入口
皇大神宮(内宮)ご鎮座より遅れること481年、雄略天皇の御代、
天照坐皇大御神のお告げによって、丹波の国(今の京都府下、天橋立付近)から、
この伊勢の国度会の山田の原にお迎えした、豊受大御神をおまつりしています。
唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)といわれる、建築様式のご正殿は、
ほぼ内宮の正宮と規模やつくりはかわりませんが、鰹木が内宮より1本少なく、
千木が外削(先端が垂直に切られている)になってます。
ここから先は撮影禁止
鳥居を入り、参拝。
御正殿前の杉
光を浴びたその姿が、なんとも神々しい。
御正殿の屋根を遠撮
張りつめた空気。
大気の揺らぎが止まっている
新御敷地
20年に一度の式年遷宮の場所。次回の式年遷宮は平成25年
とてつもなく浄化された空気。
土地と空気が鋭利な刃物のように砥がれている。
式年遷宮の意味が少し分かった気がした
亀石の橋と朝日
橋を渡り、豊受大神宮・別宮へ
風宮(かぜのみや)
豊受大神宮別宮
御祭神は、風の神である、級長津彦命(しなつひこのみこと)、
級長戸辺命(しなとべのみこと)です。
土宮(つちのみや)
豊受大神宮別宮
御祭神は、豊受大神宮地主の神である、大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)です。
小山の頂上にある多賀宮への参道
多賀宮(たかのみや)
豊受大神宮別宮
御祭神は、豊受大御神荒御魂(とようけおおみかみのあらみたま)です。
『延暦儀式帳』に「高宮一院 等由氣太神宮之荒御玉神也」とみえ、古来高宮とも称されております。
恐らくは小高い丘の上にご鎮座になっていることからそう呼ばれたのでしょう。
多賀宮をあとにし、御正殿裏の参道へ。
神域感あふれるすごい場所。ビリビリきます。
裏参道
御正殿に沿って道が通っている。
実はかなりすごい場所
裏参道から臨む御正殿
写真中央にあるが光で見えない
度会国御神社(わたらいくにみじんじゃ)
大津神社
裏参道の最奥に建つ御神木
神々しさに満ちている。
朝日を浴び、杜の空気を楽しみながら
帰路につく。
外宮の森と鳥居