穂高神社
長野県安曇野市穂高6079
tel:0263-82-2003
穂高神社(ほたかじんじゃ)
旧国幣小社
御祭神は、中殿:穂高見神(ほたかみのかみ)、左殿:綿津見神(わたつみのかみ)、右殿:瓊瓊杵神(ににぎのかみ)
別宮:天照大御神(あまてらすおおみかみ)、
若宮:安曇連比羅夫命(あづみのむらじひらふのみこと)・信濃中将(御伽草子のものぐさ太郎)です。
※松本市安曇・上高地に鎮座する奥宮には、穂高見命(ほたかみのかみ)がお祀りされています。
※「穂高見命」は「海神族 (かいしんぞく)」の祖神とのこと。
「穂高神社略記」によれば、北九州で海運を司っていた「安曇族」が豊かな土地を求め、
この地に移住。「海神族」の祖神である「穂高見神」をお祀りしたことを創祀としています。
一ノ鳥居と参道
穂高駅から徒歩5分ほどの商店街中に鎮座。
参拝は2009年6月中旬
社務所近くの「泉小太郎像」
神話の内容はこちら。日本昔ばなしを思い出す
「ものぐさ太郎」のレリーフ
ものぐさ太郎こと「信濃中将」は
穂高神社・若宮の御祭神となっている
御船
穂高神社は、北九州で海運を司っていた「安曇族」がこの地にたどり着き、
祖神である海神「穂高見神」を祀った神社
二ノ鳥居。その奥に神楽殿
鼻が大きく、漫画のような顔つきの狛犬
境内。中央に神楽殿、その奥に拝殿
真新しい拝殿
二十年に一度行われる式年遷宮が、2009年5月9日に催行れた。
拝殿および御本殿はその時に新しく造りかえられたとのこと。
今回の参拝は6月中旬なので、まさに造りたての社殿ということになる
拝殿を別角度から
向拝。亀の彫刻が施されている
拝殿内部から御本殿を望む。
中央向かって左に右殿(瓊瓊杵神)、中央右に新しく造営された中殿(穂高見神)。
中殿の右に左殿(綿津見神)、右殿の右に別宮・神明社(天照大御神)。
※神明社は、向かって一番右から一番左(右殿・瓊瓊杵神)に移されたようだ。
(御祭神の関係に配慮されたのかな)
拝殿より御神木を望む。その奥には多くの境内社が鎮座する
若宮
御祭神は、安曇連比羅夫命(あづみのむらじひらふのみこと)、
相殿に信濃中将。
※安曇連比羅夫は、7世紀中ごろに東北遠征や白村江を戦った大将軍。
穂高神社の御船祭の祭神として、若宮に鎮座している
境内社の向かって一番左手に鎮座する三宮。
左から、八坂社、事比羅社、子安社
若宮の向かって左に鎮座する四神社、
その左に保食社
若宮の向かって右に鎮座する境内社。
左より、疫神社、秋葉社、八幡社(八幡造)、鹿島社
若宮西の欅。樹齢は500年以上とのこと
境内の駐車場側に鎮座する三宮
左より、八王子社、菅原社、歌神社
安曇連比羅夫像
海神、御船、安曇連比羅夫は、
強いつながりらしい