阿蘇神社
熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083-1
阿蘇神社(あそじんじゃ)
肥後國一宮、旧官幣大社
日本全国に約450社ある「阿蘇神社」の総本宮。
御祭神は、神武天皇の孫の健磐龍命(一宮)、その妃神で土地の神の阿蘇都比咩命(二宮)をはじめとして
以下の12柱の神を祀り、「阿蘇十二明神」と総称します。
一の神殿(左手): 一宮・ 健磐龍命、三宮・國龍神(二宮の父)、五宮・彦御子神(一宮の孫)
七宮・ 新彦神(三宮の子)、九宮・若彦神(七宮の子)
二の神殿(右手): 二宮・阿蘇都比咩命(一宮の妃)、四宮・比咩御子神(三宮の妃)、六宮・若比咩神(五宮の妃)
八宮・新比咩神(三宮の子)、十宮・彌比咩神(七宮の妃)
諸神殿(中央・最奥):十一宮・國造速瓶玉神(一宮の子)、十二宮・金凝神(一宮の叔父)
創祀は、孝霊天皇9年6月、健磐龍命の子で、初代阿蘇国造に任じられた国造速瓶玉命(阿蘇都比古命)が、
両親を祀ったのに始まると伝えられています。
鳥居と参道
右手は住宅街、左手に楼門と御社殿
鳥居をくぐり振り返ると、阿蘇高岳が見える。
昔は民家もなく、阿蘇山がもっと大きく見えたに違いない
参道にあった南門守社
かつては門番の役目を果たしていたという
参道と楼門
楼門(重文)
日本三大楼門に数えられている。
高さ70尺(21m)。二層楼山門式と呼ばれ、仏教の様式が取り入れられている。
楼門に掲げられた額と注連縄
拝殿正面
左右に拝所が設けられている
拝殿
一の神殿の拝所
一の神殿
健磐龍命(たけいわたつのみこと)他4柱をお祀りしている
二の神殿の拝所
二の神殿
阿蘇都媛命(あそみやこひめのみこと)他4柱をお祀りしている
別殿(左)
中央最奥にあり、2柱をお祀りしている
境内全景
楼門、拝殿、神殿がバランスよく整った勇壮な佇まい
楼門、拝殿の間から臨む阿蘇山
阿蘇山(拡大)
山王社、庚申社
1650年創立。
山王社の御祭神は大国主命
庚申社の御祭神は猿田彦命
願かけ石
参拝は平日の早朝
人気がなくとても落ち着いた境内だった。