淡嶋神社
和歌山県和歌山市加太116
tel:073-459-0043
淡嶋神社(あわしまじんじゃ)
全国の淡嶋神社(粟嶋神社)の総本宮
御祭神は、少彦名命、大己貴命、息長足姫命(おきながたらしひめのみこと・神功皇后)です。
「延喜式」に記された「加太社」にあたる神社とされ、鎮座地の地名が「加太」であることから、
加太淡嶋神社(かだあわしまじんじゃ)、加太神社(かだじんじゃ)とも称されています。
神功皇后は「三韓出兵」からの帰路、瀬戸の海にて激しい嵐に遭遇します。
その際皇后は、「船の苫(とま)を海に投げ、その流れのままに船を進めよ」との神託を得、
船を進めたところ「友ヶ島」にたどり着きます。
島には、「少彦名命」と「大己貴命」を祀る祠があり、皇后は感謝の気持ちをこめて奉納を行ないました。
後年、友ヶ島の祠は第17代・仁徳天皇によって対岸の「加太」の地に遷座され、ご社殿が建立されます。
これをもって、淡嶋神社の創建とされています。
御祭神である「少彦名命」が、大己貴命との国造りを終え、常世の国に旅立ったのは
「粟島(アワシマ)」であるとの伝承も残されています。
淡嶋神社の一ノ鳥居
加太の海岸近くに鎮座。
参拝日は2009年5月3日。
GWのため、加太の海岸は多くの行楽客で賑わっていた
二ノ鳥居
社殿の向かって左手には境内社。
その周辺にも当然のように人形が並ぶ
紀文稲荷社
遷使殿付近より望む御本殿
社殿と、それを取り囲む人形たち
友ヶ島
淡嶋神社の元宮(かつての鎮座地)。
「友ヶ島」とは、地ノ島、沖ノ島、虎島、神島の総称。
加太の地は観光地化が進み、境内は人形に溢れ、
参拝前に思い描いていたイメージとは大違いだった。
日本神話縁の神社なのだが・・・
ちょっと残念な気がした。
大国主社
御祭神:大己貴命(大国主命)。
七福神の人形が置かれ、中央には「大黒様」
動物コーナーの人形たち
遷使殿
少彦命名の使い神である「蛙」を祀っている
拝殿
拝殿
淡嶋神社の境内
拝殿に並ぶ人形。
その数の驚き
社殿近くにおかれた人形。
場所ごとにテーマがあるらしい
こちらは七福神コーナー