北口本宮冨士浅間神社
山梨県富士吉田市上吉田5558
tel:0555-22-0221
北口本宮冨士浅間神社(きたぐちほんぐうふじせんげんじんじゃ)
御祭神は、木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、
彦火瓊々杵命(ひこほのににぎのみこと)、大山祇神(おおやまつみのみこと)です。
社伝によれば、第12代・景行天皇40年(110年)に「日本武尊(やまとたけるのみこと)」が
大塚丘で富士山を遥拝して大鳥居を建立。その10年後に里人が小祠を建て、
延暦7年(788年)には「甲斐守紀豊庭」が現在地に社殿を造営したと伝えられます.。(詳細は不明)
※第11代・垂仁天皇の御代に、富士山の大噴火を恐れる人々の心を静めるために
火山鎮護の神「木花開耶姫」を祀ったとする説もあります。
社名は、中世から江戸期は「浅間大菩薩」「富士浅間明神」などと称され、2合目にある
「冨士御室浅間神社(上浅間)」に対し「下浅間」とも呼ばれました。
その後、明治期には「富士嶽神社」、「冨士浅間神社」と改称し、
昭和21年に「北口本宮冨士浅間神社」と改められました。
浅間神社に向かい車で進んでいくと、交差点に立つ金鳥居が立っている
国道138号に面する一の鳥居と参道
参拝は2010年9月11日。一ノ鳥居と参道
参道
参道
思わず感嘆の声をあげてしまうほどの見事な杜。
歩いているだけで清々しい気持ちになる
参道中ほどに置かれた富士講開祖・角行(かくぎょう)の
立行石(たちぎょういし)
参道中ほどにある仁王門の礎石
参道の奥に朱の大鳥居
大鳥居の前を流れる禊川。水がとても冷たかった
末社・青麻社
高さ17.7mの大鳥居
日本武尊の故事に従い建立された
鳥居の右側に祀られた稲荷社
神門前に祀られた福地八幡社
随神門。歴史を感じさせる重厚な造り
随神門から境内を望む。正面に神楽殿
境内
右に神楽殿。左奥に拝殿。拝殿の左右には御神木の杉が立つ
手水舎。彫刻が見事
拝殿前向かって左手に立つ、ご神木・「冨士太郎杉」
拝殿の向かって右手に立つ、ご神木・「冨士夫婦檜」
拝殿
拝殿向拝部の細密な彫刻
御本殿(国指定重文)
御本殿
拝殿の裏手立つ、ご神木・「冨士次郎杉」
社殿の左奥には「東宮」が祀られている。
その参道途中に生える「七色もみじ」の木
東宮
御祭神:彦火火出見命
東宮本殿(国指定重文)
永禄4年(1561)武田信玄の造立。(旧浅間神社本殿)
構造や彫刻などに室町時代の手法をとどめている
東宮の隣に祀られている神武天皇社
西宮本殿(国指定重文)
御祭神:天照大神・豊受大神・琴平大神
文禄3年(1594)に浅間神社本殿として造営。元和元年(1615)の
浅間神社本殿再建のさい移築し西宮となった
西宮本殿(右)と浅間神社御本殿(左)
社殿向かって右手に並ぶ多数の境内社
日之御子社(左)と池鯉鮒社(右)
左より、倭四柱社、日枝社、日隆社、愛宕社、天津神社、
国津神社、天満社
境内右手に広がる社叢
正面には紙垂で囲まれた高天原。
奥には諏訪神社がお祀りされている
諏訪神社前に祀られた三殿社(左)と三神社(右)
風神社
摂社: 諏訪神社
主祭神:建御名方神・八坂刀賣神。
当地の産土神であり、浅間神社勧請前から諏訪森に鎮座
諏訪神社の御本殿(左)と拝殿(右)
諏訪神社前には、下諏訪社(左)と子安社(右)
境内右奥(西宮右手)には富士登山道吉田口がある
富士登山道
登山道を200mほど進むと
創祀の地と伝わる大塚丘がある
北口本宮冨士浅間神社の創祀の地、大塚丘(大塚社)
日本武尊をご祭神としてお祀りしている
大塚丘(大塚社)
北口本宮冨士浅間神社は、社伝によれば、景行天皇40年(110年)に
「日本武尊(やまとたけるのみこと)」が大塚丘で富士山を遥拝して大鳥居を建立
したことを創建の由緒として伝えられています
浅間神社付近から仰ぎ見る富士山。