白山比咩神社
石川県白山市三宮町2-105-1
白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)
加賀国一之宮、旧官幣中社
全国の白山神社の総本宮
ご祭神は、白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ・別称:菊理媛神)、伊弉諾尊、伊弉冉尊です。
※菊理媛神は、日本書記の一書に一度だけ登場する神。黄泉の国から逃げ出した伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が
「黄泉比良坂」で伊弉冉尊(いざなみのみこと)に追いつかれ口論となる。
そこに菊理媛神が現れ何かを言い、諍いをおさめたと記されている。
神代の昔より霊峰「白山(はくさん)」を神体山として仰ぎまつってきました。
創祀は今から2000年以上も昔、第10代・祟神天皇の時代と伝えられますが、詳細は不明。
養老元年(717)、越前の僧「泰澄(たいちょう)」が初めて白山に登拝。
その後、白山信仰は全国的に広まり、修験道場として隆盛を極めました。
文明12年(1480年)には火災によって40余りの堂塔伽藍がことごとく焼失。
その後、末社・三ノ宮の鎮座地である現在地に遷座し現在に至ります。
明治維新後は「下白山(しもしらやま)・・・霊峰白山の祭事を行なう場所」を「本社」、
白山山頂にある神祠を「奥宮」とし、国幣中社として国家からも特別の待遇を受けていました。
白山比咩神社の一の鳥居と社号標
駐車場から離れた場所にあるが、この鳥居からの参拝を強くお勧めしたい。
参拝は2009年7月19日の早朝
参道の入り口。
せせらぎが聞こえる気持ちの良い道
参道
境内の入り口まで緩やかにのぼる真っ直ぐな参道
朝日に照らされ輝く木々
琵琶の滝
しばらく歩くと、杉並木が現れる
御神木杉と杉並木。
樹気が舞い、光こぼれるすごい場所
二の鳥居
階段を上ると神門に到着する
神門。右に荒御前社。
さっきまで雨空だったのだが、神門に到着したら太陽が出てきた。
ありがたいことです
荒御前神社
御祭神:荒御前大神・高日大神・日吉大神・住吉大神
神門手前の御神木
神門から境内を望む。
正面に御社殿
拝殿前の狛犬
御社殿。手前に拝殿。その奥に御本殿
拝殿
拝殿と御本殿の屋根
御神木の杉。左の鳥居は「奥宮遥拝所」
白山奥宮遥拝所
白山奥宮の案内板
境内の奥にある参集殿
このさらに奥に「禊場」がある
禊場(みそぎば)
予備知識なく、何かがありそうな気がしてたまたま足を運んだ場所に設けられていた
禊場
建物は新しいが、場の空気はとても澄んでいる。
非常に気持ちのよい場所
禊場の隣にたつ住吉社
潔癖の気が保たれている感じ
再び御社殿のある境内へ
神門近くの乱立する杉の木
特別な何かが漂っているようだ。清々しい
杉の木を別角度から
裏参道(駐車場側)の鳥居
狛犬
駐車場から後高山(649m)を望む。
時間がたつのを忘れ、気持ちのよい参拝を行うことができた。
今回参拝させていただく御縁をいただけたこと、心から感謝です