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大雲取越/円座石(熊野古道)
和歌山県新宮市
大雲取越(おおくもとりごえ)
熊野本宮大社への参詣道「大雲取越」を歩き、「円座石」へと向かう。
ガイドブックで紹介されていた、「小口」付近から向かうことにする。
小口付近の展望。
素晴らしい景勝地だ
熊野古道・大雲取越への入り口。
付近には「小口自然の家」や「小口バス停」があり、熊野古道歩きの基点となる。
小口から熊野那智大社方面に約1km(20分ほど)歩くと
円座石に到着する、とのこと。
ちなみにここから熊野那智大社までは14.4km。
歩いてしばらくすると、民家が現れる。
こういう道があるのも熊野古道
民家横の階段を登る
突然あらわれる杉林。
だんだん古道っぽくなってきた
階段がしだいに緑に苔蒸し、勾配も急になる
周囲の風景を楽しみながら緑の古道を歩いていく
熊野古道の風景
苔蒸した階段。すごい。
歩を進めるにつれ、緑が深く鮮やかになる
円座石までもう少し。
樹気がしだいに濃密になっていく
ついに到着「円座石(わろうだ石)」
「円座(わろうだ)」とは、丸く渦巻き状に平たく編んだ、
ざぶとんのような敷物のこと。
この巨石の上面の模様を、その敷物に見立てて名付けられたとのこと
熊野三山の神々が集った伝説を持ち、それぞれの神を表す梵字が記されている。
※石の上部にある3つの梵字は、向かって右から
「やくし仏(本宮の本地仏)」
「あみだ仏(新宮の本地仏)」
「かんのん仏(那智の本地仏)」
を表している
杉林に射しこむ光
熊野古道の風景
古道の森から空を見上げる。
熊野那智大社から熊野本宮大社へと続く熊野古道「中辺路」
この路は大雲取り越(おおくもとりごえ)、小雲取越(こぐもとりごえ)と呼ばれる
難所が続く
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