揖夜神社
島根県八束郡東出雲町揖屋2229
揖夜神社(いやじんじゃ)
御祭神は、伊弉冉命、大己貴命、少彦名命、事代主命です。
「出雲国風土記」には「伊布夜社(いふやしゃ)」と記されています。
※「風土記」には「伊布夜社」が二座記されており、一つが当社、
もう一つは摂社「坐韓国伊太氏神社」とされています。
「古事記」に、「黄泉の国(死者の国)との境である『黄泉比良坂(よもつひらさか)」は、
『出雲国の伊賦夜(いふや)坂である』」との記述があり、この地周辺を「黄泉の国の入り口」とする伝承が残っています。
※神社の南東約900mの地(平賀字神子谷)は、「黄泉比良坂」の伝承地とされています。
意宇六社の一社。
※神魂神社、熊野大社、揖夜神社、真名井神社、八重垣神社、六所神社。
狛犬
神門
境内全景
拝殿
拝殿
中門
御本殿は階上に祀られている
御本殿
手前に韓國伊太氏神社
摂社・韓國伊太氏神社
御本殿の向かって左に鎮座。
御祭神は、素盞嗚命、五十猛命
御本殿
手前に三穂津姫神社
摂社・三穂津姫神社
御本殿の向かって右に鎮座。
御祭神は、三穂津姫命
境内の桜
舞殿
恵比須神社(御祭神:事代主命)
左に天満宮。右の社は不明
境内
青空と緑が気持ちいい。正面に神門。
国道9号線を、揖夜駅近くから米子市方面に進むと
「黄泉比良坂」の看板がある。その先を右前方に曲がり、
突き当りをさらに右折し300mほど進むと到着。駐車スペースあり
黄泉比良坂伝承地
「黄泉の国」と「現世」の境界の地とされ、神話において「伊邪那岐」が亡くなった
「伊邪那美」に会うために訪ねた黄泉の国の入口。
その入口である「黄泉比良坂(よもつひらさか)」を、古事記では
「出雲国の伊賦夜坂(いふやさか)」であるとしている。
黄泉比良坂伝承地の森。
いろいろと想像をかきたててくれる
揖夜神社参拝メモ
◇黄泉比良坂について
・概要は、東出雲町のサイト参照
・とてもわかりにくい場所にある。探訪については下記。
※グーグルマップの地図を参照。
①揖夜神社から国道9号に出る。「五反田の交差点」に出るとよい。
②実際車で走る場合、五反田の交差点を左折。(グーグルマップでいうと「右」に曲がる)
③9号を700m走ると、右に「黄泉比良坂」の看板が出る。
その先、右斜め前方に曲がる道があるので右折。
※線路を越えると行き過ぎ。
※グーグルマップには、この道の表示がない!
④右折し、道なりに100m進む。その後T字路にぶるかるので、右折。
その後300mで到着。
黄泉比良坂伝承地の入り口
左手の池がある
御本殿
注連柱。奥に神門
揖夜神社の鳥居
旧国庁跡から車で15分、住宅地内に鎮座。
参拝日は2009年4月17日
稲荷神社(御祭神:倉稲魂命)