籠神社
京都府宮津市字大垣430
籠神社(このじんじゃ)
丹後国一之宮、旧国幣中社
御祭神は、彦火明命(ひこほあかりのみこと)です。
相殿に、豊受大神、天照大神、海神(わたつみのかみ)、天水分神(あめのみくまりのかみ)をお祀りしています。
社殿によれば、神代より「奥宮・真名井原(現在の境外摂社・奥宮真名井神社)」に「豊受大神」をお祀りしてきました。
その後、第10代・祟神天皇の御代に「天照大御神」が大和国の笠縫邑から遷座され、合わせてお祀りされることとなりました。
第11代・垂仁天皇の御代に、「天照大御神」はこの地より遷座、
第21代・雄略天皇の御代には「豊受大神」が遷座され、現在はそれぞれ伊勢神宮の内宮と外宮に鎮座されています。
これにより当社は「元伊勢」と称されています。
当社は、養老3年(719年)に「真名井原」から現在地に遷座し、主祭神を「彦火明命」とし、
豊受大神、天照大御神を相殿にお祀りし、社名を「籠宮(このみや)」に改めました。
「籠宮」の名は、御祭神が籠に乗って雪の中に現れたとの伝承によるものと伝えられています。
籠神社の一ノ鳥居。
日本三景の一つ、天橋立の近くに鎮座。
観光バスに乗った参拝者が、次から次へと押し寄せる。
参拝は2009年3月21日
二ノ鳥居。奥に神門
神門
神門の左右には狛犬が配置されている。(鎌倉時代の作・重文)
※神門前にある狛犬は新しい気がした。レプリカかな?
神門より拝殿を望む
拝殿
御本殿の五色の座珠
御社殿の右手に鎮座する恵美須神社
大化以前の籠宮の元神をお祀りしている
恵美須神社前にたつ御神木
御社殿右の境内社
左より、猿田彦神社、春日社、天照大神和魂社
猿田彦神社の左に鎮座する真名井稲荷神社
かつては奥宮・真名井神社に鎮座していた
さざれ石「産霊岩(むすひいわ)」
籠神社より徒歩10分の場所にある「天橋立」
天橋立より両側の海を望む。
左は阿蘇海側、右は宮津湾側。
天橋立も籠神社も、観光地化が進み何となく雑然とした感じがある。
かつては日本の聖域と言ってよい場所だったのだろうが・・・
少々残念
天橋立の松並木。延々3kmほど続いている
御本殿
拝殿