関山・中尊寺
岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
関山・中尊寺(かんざん・ちゅうそんじ)
天台宗東北大本山
山号は関山(かんざん)、ご本尊は阿弥陀如来。
創建は嘉祥3年(850)に慈覚大師円仁によって開山されたとされ、
その後奥州藤原氏初代の清衡が長治2年(1105)から中尊寺の再建に着手し、
天治元年(1124)に金色堂が竣工、基本的な伽藍が完成したのは21年後の大治元年(1126)の時です。
中尊寺の参道入り口。国道4号線沿いにある。
参拝は2011年6月6日。お寺の参拝は、かなり久しぶり
世界遺産への登録が有力視される中尊寺。
境内全域が重要文化財に指定されている
参道。実にすがすがしい
参道の杉並木
参道左手にある八幡堂。
名前の通り「八幡神(応神天皇)」をお祀りしている
参道左の弁慶堂。
かつての「愛宕神社」。火伏の神をお祀りしている。
神仏習合の名残が色濃く残っているな、との印象
物見台(展望台)からの眺望。広がる田園地帯
参道の杉並木。樹齢あ300~400年とのこと。
この参道を歩くだけでも中尊寺に参拝する価値がある
地蔵堂
薬師堂
観音堂
本堂
明治42年(1909年)再建。ご本尊は阿弥陀如来
不動堂
峯薬師堂
宝塔(重要文化財)
平安時代の建立と伝えられており、五輪塔の原始形式を成している
大日堂
阿弥陀堂
金色堂外観(堂内は撮影不可)
1124年、藤原清衝により建立された金色堂は、
奥州藤原氏が造立した現存唯一の建造物です。
堂内外を全て金箔で包み、金銀・螺鈿・蒔絵で荘厳された堂内部の三つの仏壇の中には、
三代の遺体と、四代泰衡の首級を安置しています。正に平泉文化の象徴です
金色堂の付近の木々。緑が鮮やか
経蔵(重要文化財)
金色堂の近くにある。国宝の一切経を納めていた建物で、
一部平安時代の古材が使用されているが、
建築年代は鎌倉末期と推定されている
天満宮
金色堂旧覆堂(重要文化財)
金色堂の解体修理工事が始まるまでの約500年間、金色堂を風雨から守ってきた堂。
1964年に現在地に移築。建築年代は室町時代中頃と推定
金色堂旧覆堂内
旧覆堂内に掲げられた、平泉全盛時代の旧市街図
門より西谷坊をのぞむ
釈迦堂
釈迦堂
中尊寺の右奥に鎮座する白山神社
表参道付近にまつられた武蔵坊弁慶の墓