日前神宮・國縣神宮
和歌山県和歌山市秋月365
日前神宮(ひのくまじんぐう)・國縣神宮(くにかかすじんぐう)
紀伊国一之宮、旧官幣大社
境内に「日前神宮」と「國懸神宮」の2つの社が鎮座しています。※総称は「日前宮(にちぜんぐう)」。
「日前神宮」の御祭神は、日前大神(ひのくまのおおかみ)です。
相殿に、思兼命(おもいかねのみこと)、石凝姥命(いしこりどめのみこと) をお祀りしています。
「天岩屋戸伝説」において、「八咫鏡」に先立って造られた鏡とされる
「日像鏡(ひがたのかがみ)」をご神体としています。
「國縣神宮」の御祭神は、國懸大神(くにかかすのおおかみ)です。
相殿に、玉祖命(たまおやのみこと)、明立天御影命(あけたつあめのみかげのみこと)、鈿女命(うづめのみこと)をお祀りしています。
「天岩屋戸伝説」において、「八咫鏡」に先立って造られた鏡とされる
「日矛鏡(ひぼこのかがみ)」をご神体としています。
※「八咫鏡」は、現在「皇大神宮(伊勢の神宮・内宮)」のご神体となっています。
神代における「天孫降臨」において、「三種の神器(八咫鏡、八尺瓊勾玉、天叢雲剣)」とともに
両宮のご神体(日像鏡、日矛鏡)も天下ったと伝えられ、「神武天皇の東征」の後の神武天皇2年(紀元前659年)、
紀伊国の国造に任命された「天道根命(あめのみちねのみこと)」によって二つの神鏡を御霊代として
当地にお祀りしたことを両宮の創祀としています。
かつては別々の社格を有していましたが、明治4年に両宮とも官幣大社に列格されました。
日前神宮・國縣神宮の一ノ鳥居。
参拝は2009年5月3日
神宮の森。鬱蒼とした緑に包まれている。
この先はT字路になっていて、左に曲がると日前神宮、
右に曲がると國縣神宮となる
参道の案内板
左に曲がり、日前神宮へと向かう
参道途中に鎮座する
摂社・天道根神社(あめのみちねじんじゃ)
御祭神は、天道根命
参道の境内社
牛の像があったので天神社と思われる
日前神宮
日前神宮の鳥居と拝殿
社殿全景
日前神宮の御本殿
御祭神は日前大神(ひのくまのおおかみ)。
相殿に思兼命、石凝姥命をお祀りしている
苔蒸した地面と拝殿
鳥居と神宮の森
境内社
日前神宮を後にする
國縣神宮への参道
参道に鎮座する市戎神社
参道に鎮座する松尾神社
摂社・中言社(なかごとじんじゃ)
御祭神は、名草姫命、名草彦命
國縣神宮
國縣神宮の鳥居と拝殿
國縣神宮の社殿全景
國縣神宮の御本殿
御祭神は國懸大神。
相殿に玉祖命、明立天御影命、鈿女命をお祀りしている
境内
鳥居から参道を望む
境内社
國縣神宮を後にする
参道に敷かれた苔の絨毯