top of page
  • Facebook Social Icon
  • Twitter Social Icon
  • Google+ Social Icon

月山神社

山形県東田川郡庄内町立谷沢本沢31

月山神社(がっさんじんじゃ)

旧官幣大社(東北地方唯一の官幣大社)
御祭神は、月読命(つくよみのみこと)。

月を象徴する神として、夜、魂、死後(命の再生)の世界を司り、

天下泰平、国土安穏、産業発展、五穀豊穣に霊験あらたかとされている。
 

月山の標高は1984m。出羽三山の主峰として、また霊峰として古くから人々の篤い信仰を集めてきた。
出羽三山は、月山、羽黒山、湯殿山の総称であり、古くから山岳修験の山として知られている。
開山は約1,400年前、第32代崇峻天皇の皇子である蜂子皇子が三本足の霊烏に導かれ、
羽黒山に登拝し、羽黒権現を感得、山頂に祠を創建したのが始まりとされている。
皇子はさらに月山権現と、湯殿山権現を感得し、三山の開祖となった。
以降、羽黒派古修験道として全国に広がったのである。

1.JPG

7月某日。
朝の3時に起床し、4時にホテルを出発。朝日はまだない

2.JPG
3.JPG

自動車で八合目に到着。時刻は5時20分。
211号線は渋滞すると聞いていたが、さすがにこの時間は空いていた。
八合目には誰もいないのではないかと思ったが、到着してみたら、

多数の観光バスと乗用車がとまっていた。
ほとんどの人が白装束をまとっていた。さすが出羽三山

4.JPG

レストハウスを横目に登山口へと向かう人々。
月山山頂までは4.6km.。時刻は5時30分、いよいよ登山開始

5.JPG
6.JPG

霧の中、歩を進める。
高山植物の宝庫としても知られる月山。緑の草原に咲く黄色い花が印象的だった

7.JPG

月山中之宮:御田原神社
八合目(弥陀が原)に鎮座

8.JPG
9.JPG

左は山頂にある月山本宮への参道鳥居。
右は御田原神社で参拝を行う人々

11.JPG

最初は板場だった道も、石場へと変わり少しずつ険しくなる。
霧は相変わらず晴れない。
すれ違う人たちと「おはようございます」と声を掛け合うのが気持ちいい

13.JPG

残雪が行く手を阻む。
7月中旬に雪を見ることができるとは思わなかった。
トレッキングシューズなしでは、この登山はありえない

14.JPG

残雪が行く手を阻む。
7月中旬に雪を見ることができるとは思わなかった。
トレッキングシューズなしでは、この登山はありえない

16.JPG
17.JPG

高山に咲く美しい花々に心救われる

18.JPG

九合目にある「仏生池小屋」に到着。
やっと半分登ることができた

19.JPG

仏生池

20.JPG

この登山道の最難関、行者がえしの坂。
両手を使いよじ登るようにして上へと進む

21.JPG
22.JPG

三途の河原を想像させる印象的な畳石の道。
その横に広がる白い花畑も印象的。
霧に包まれていることもあり、死後の世界を想像してしまう

23.JPG

もくもくと進む。
頂上はそろそろ近いはず。
晴れていればきっと素晴らしい景色が広がっているんだろう

24.JPG

再び出会う残雪の道。
足を滑らせないように慎重に歩く

26.JPG

たくましく育つ高山植物。
少し勇気をもらう

27.JPG

山頂らしきシルエット!
ついに到着、月山山頂。
時刻は7時20分(所要時間は、1時間50分。少々飛ばしすぎ)
本来ならすごい光景なのだろうが、霧しか見えない

33.JPG

月山本宮入り口
ここから先は撮影禁止

34.JPG

<月山本宮の案内板より>
これより先の月山神社本宮内は、出羽三山神社の広大な境内の中でも
古来特別な神域ですので、すべての方にお祓いを受けていただき
身を清めてからのご参詣をお願いしております。

またこのような由来によって、石鳥居、石垣内は禁撮影となりますので、ご了承願います。


◇まず石門を入り、お祓い所にてお祓い料(500円)を払う。


◇お祓い所にて「ひとがた(人の形をした紙)」とお守りを受け取り、祈祷をうける。


◇「ひとがた」は頭から足元まで撫でて穢れをうつし、息を3回ふきかける。その後水の中へと流す。


◇お祓い所を抜けまっすぐ進むと小さな社があり、神官が祝詞をあげている。

白装束に身を包んだ多数の参拝者が熱心に手を合わせている。


◇参拝後、お神酒をいただき、お札などの販売所を抜け出口へ。

35.JPG

参拝後は山頂で食事をし、エネルギーを回復。
その後、跳ね降りるように岩場の道を下山。
下山の所要時間は1時間30分、駐車場の到着時刻は9時だった

月山神社参拝メモ


参拝は7月中旬の日曜日。
前日は鶴岡のホテルに宿泊。朝の4時にホテルを出発し、

自動車(レンタカー)で八合目まで。


八合目までは、細く急カーブの多い道が続く。登山する自動車、

下山する自動車はほとんどなかった。
※八合目まではバスも運行。


登山にはトレッキングシューズとストックが必要。
水は1リットルあれば大丈夫。山頂には飲料の自動販売機がある。


登山後、八合目から自動車で下山する際、渋滞を覚悟した方がいい。
登山する観光バスと下山する観光バスがすれ違えないことが原因。
※登山に向かう一般乗用車も巻き込まれるため、登山を断念する車が続出!
休日に参拝するなら、遅くとも5時くらいには八合目に到着していたい。

bottom of page