彌彦神社
新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2898
tel:0256-94-2001
彌彦神社(いやひこじんじゃ)
越後国一之宮、旧国幣中社
御祭神は、伊夜彦神(いやひこのかみ・天香山命)です。
弥彦山(やひこやま)の麓に鎮座し、弥彦山全体が神域となります。
創建年代は不詳。
『万葉集』にも「いやひこ おのれ神さび 青雲の 棚引く日すら こさめそぼふる
(弥彦の山、この山はおのずと神々しくて、青雲の美しくたなびくこんな晴れた日でさえ、小雨がぱらついている)」
と歌われている古社です。
御祭神は、古事記に「高倉下」という名前で登場し、越後国開拓の詔を受け、漁労や製塩、
養蚕、稲作などを教えたと伝えらています。
延喜式神名帳には「越後国蒲原郡 伊夜比古神社」と記載されており名神大社に列しています。
越後平野にそびえる霊山、弥彦山。
弥彦山全域が、弥彦神社の神域となっている
大鳥居
昭和57年に上越新幹線開通を記念して建てられたもの。
高さ30mで上の額の大きさは畳12枚とのこと
弥彦神社付近より弥彦山を望む。
一の鳥居
紅色が鮮やかな美しい鳥居。
参拝は2009年5月30日
一の鳥居に掲げられた額
表参道
表参道の左手にかかる、御神橋・玉ノ橋
二の鳥居と参道
静かで落ち着いた佇まい
木々の包まれた参道。
実に清々しい。正面に随神門
随神門
均整のとれた造形。美しい。
背後には弥彦山が広がっている
門の両脇には狛犬が配されている
随神門から境内を望む
境内
整った場。バランスのとれた配置。素晴らしい
拝殿
境内を囲む廻廊
拝殿
さすが一之宮。多くの参拝者が訪れていた
御本殿
弥彦山。山頂付近には奥宮が鎮座している
社殿と弥彦山
境内社
左より、武呉神社、草薙神社、今山神社、勝神社、乙子神社、貳十二所社、
八所神社、十柱神社。
武呉神社
十柱神社(重文)
御神木・椎の木
二の鳥居近くに隠れるように立っている。
まるで霊気を発するがごとき佇まい。圧倒されてしまった
二の鳥居近くにある、旧本殿跡
この辺りには独特の気が漂っている
境内に広がる神苑。
鹿苑や鶏舎なども配されている
東参道近くに鎮座する下諏訪神社
祓戸神社
東参道の鳥居
多くの参拝者が訪れていたのだが、境内はとても涼しげで落ち着いていた。
格の高さ、器の大きさを随所に感じることができた神社だった