赤城神社(山頂元宮)
群馬県前橋市富士見町赤城山 4-2
tel:027-287-8202
赤城神社(あかぎじんじゃ)
上野国二宮の論社
御祭神は、赤城大明神、豊城入彦命、磐筒男命、磐筒女命、経津主命です。
大山祇神、徳川家康が配祀されています。
鎮座する赤城山は、上毛三山(赤城山、榛名山、妙義山)の1つで、古くから山岳信仰や
自然崇拝的な信仰の対象となっていました。
特に山頂付近には、大沼をはじめ多くの湖沼が存在し神聖な場所として崇敬され、
山神である「赤城大明神」と水神である「赤沼大神」を御祭神としてお祀りしていたと伝えられています。
※古代の信仰は「社」を持たず、祭事の際には祭場に依代を設け執り行われていました。
赤城山周辺には、このような祭場が点在していたと考えられています。
社伝では、第10代・崇神天皇の御代に、第一皇子である「豊城入彦命」が上野国を開拓し、
赤城山を遥拝する地に祠を建て、山と沼の霊を奉斎。その後、大同元年に山頂付近(大洞)に神域を定めて
遷座したと伝えられています。
延喜式神名帳には貫前神社に次ぐ「二宮」としてその名が記され、江戸時代には徳川家康公の
御分霊を合祀したことで、徳川家光公をはじめ歴代藩主からの厚い崇敬を受けてきました。
前橋市の街道沿い(小暮交差点)に立つ大鳥居。
赤城神社までは22km。
時刻は早朝。天気は雨。
赤城山の山頂にある大沼。美しい。
赤城山は標高1828m。湖面に雲がたなびいていた。
写真の右端に赤城神社の神橋が見える。
大沼の対岸から望む赤城神社。
赤城神社は大沼に浮かぶ小島「小鳥ケ島」に鎮座している。
かつては大沼の南畔「大洞」に鎮座していたが、昭和45年に現在地「小鳥ケ島」へ遷座されたとのこと。
小鳥ケ島へ渡る神橋
大沼付近の山。参拝は10月中旬。
山が色づきはじめていた。
神橋。鮮やかな朱色がまぶしい。
神橋から望む赤城神社の社殿
赤城神社の鳥居と社号標。
参拝は2010年10月10日。
赤城神社参道
明日(10月11日)は秋祭りが行われ、この参道は流鏑馬会場となるらしい。
秋祭りの案内板
手水舎と大沼
湖畔沿いに流鏑馬の馬場
境内
雨があがりしだいに雲が薄れ、光が差し込んできた。
狛犬
拝殿
拝殿
御本殿
御本殿
拝殿と儀式殿
背後の山には雲の帯
色づく山にかかる雲
社務所と山々
朝の光を浴びて、山肌から湯気があがっている。
穏やかな湖面には、朝日を浴びた山が映る。
青空と雲
まるで生き物のようにうねり表情を変えていた。
雲。まるで山々から発せられた気が、
空に向かって立ち昇っているいるようだ。