吉備津神社
岡山県岡山市吉備津931
吉備津神社(きびつじんじゃ)
備中国一之宮、旧官幣中社
御祭神は、大吉備津彦命です。
大吉備津彦命は第七代孝霊天皇の皇子にあたられ、もとのお名前を五十狭芹彦命(イサセリヒコミコト)と申し上げ、
武勇の誉れ高いお方であられます。
その異母弟の若日子建吉備津日子命と、その子吉備武彦命(キビタケヒコノミコト)等、
一族の神々を合わせ祀っております。
記紀によれば、崇神朝四道将軍の随一として、この地方の賊徒を平定して平和と秩序を築き、
今日の吉備文化の基礎を造られた大吉備津彦大神を祀る山陽道屈指の大社です。
古来、吉備国開拓の大祖神として尊崇され、吾国唯一の様式にして日本建築の傑作「吉備津造り(比翼入母屋造)」の
勇壮な社殿、釜の鳴る音で吉凶を占う鳴釜の神事、また桃太郎伝説のモデルなどで知られます。
吉備津神社境内入口
参拝は2008年10月初旬。
御本殿・拝殿の大修繕工事が終了した直後だった
境内参道に並ぶ提灯。
階段の上に北随神門が見える
北随神門から臨む拝殿入口
拝殿参拝所
参拝者はここで参拝を行う
参拝所外部
参拝日は雨だった
御本殿、拝殿全景(国宝)
圧倒的優美さ。
思わずため息が出る素晴らしい造形。.
ここまで立派な御本殿を真近で見られる構造の神社はあまりない
御本殿、拝殿の屋根
御本殿
吉備津神社のイチョウ
一堂社
学問・芸術の神として、菅原神、天鈿女神が祀られている
御本殿の右手より廻廊が伸びる。
南隋神門(左)と御本殿(中央上部)
廻廊入口
50mほど進むと、南隋神門に到着
南隋神門から臨む廻廊。
廻廊の全長は約400m。
圧巻
廻廊の中ほどにある、えびす宮
若山宮
御祭神は吉備津国の地主神
廻廊はさらに続く
御釜殿
ここで鳴釜の神事が行なわれる。釜の鳴動音によって、吉凶禍福を占う。
(内部は撮影禁止)
御釜殿内部の様子
御釜殿近くより臨む廻廊
三社宮
左より、春日宮、大神宮、八幡宮
本宮社
廻廊がたどり着く先になっている
瀧祭神社
本宮の近く、細谷川沿いに鎮座
神池と宇賀神社