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平野神社
京都府京都市北区平野宮本町1
平野神社(ひらのじんじゃ)
旧官幣大社
御祭神は四座。第一殿:今木皇大神(いまきのすめおおかみ・景行天皇の子)、第二殿:久度大神(くどおおかみ・日本武尊の子)、
第三殿:古開大神(ふるあきおおかみ・応神天皇の子)、第四殿:比売大神(ひめのおおかみ)
奈良時代末期の延暦元年(782)『続日本紀』に「田村後宮の今木大神に従四位を授ける」とあり、
平城京の宮中に祀られていました。この地には延暦十三年(794)平安遷都と同時に御遷座されました。
延喜式』の「内膳司式」によれば、天皇の食を饗する御竃には「平野・庭火・忌火」の三竃があり、
庭火御竃は平時の食膳、忌火御竃は祭時の食膳を饗し、平野御竃は健康・吉祥を司る御竃であるとされています。
これは平野四神の御神徳が一体となり常に宮中と関わりを持ち、天皇をお守りしていた事にほかなりません。
参道横に祀られた、稲荷社(左)と猿田彦社(右)
神門
緑豊かな境内。中央に拝殿
拝殿
屋根の緑苔が印象的。慶応3年の建立。
拝殿の屋根に描かれた「三十六歌仙画」
近衛基熙書、海北友雪画
御社殿(重文)
東向きの「平野造」又は「比翼春日造」と呼ばれる二殿一体となつた御本殿が
二棟南北に建っている
御本殿
拝殿の横より御本殿を望む
拝殿横に立つ御神木の楠(くすのき)
境内
左に御本殿。右に桜
春日社、住吉社、蛭子社、鈿女社
八幡社
拝殿より神門を望む。
神門の祖とには、名所・桜苑が広がっている。
桜苑
平野の夜桜として全国に知られる
桜苑
南門
慶安4年(1651年)建立
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