劔神社
福井県丹生郡越前町織田1003-1
劔神社(つるぎじんじゃ)
越前国二之宮、旧国弊小社
御祭神は、素盞鳴尊です。
気比大神、忍熊王が配祀されています。
社殿によれば、創祀は神功皇后が摂政の頃。
第14代・仲哀天皇の第2皇子である「忍熊王(おしくまのみこ)」が賊徒を討伐の際、
「素盞鳴大紳の御神助を得ての平定であった」として、その神恩報謝のため「織田」の地に社を営み、
それまで座ケ岳(当社から北に位置)の峰に祀られていた素盞鳴大榊の御紳霊を
“劔大明神”と仰ぎ奉られたのがはじまりと伝えられています。
奈良時代より祈願の霊場として朝廷をはじめ多くの人々から厚い信仰を受け、
特に織田の地が祖先の故郷であった「織田信長公」は、氏紳の社と崇め、
格別の信仰をもって神社の保護を行なったとのことです。(劔神社の由緒より)
劔神社の鳥居
北陸本線・武生駅より車で約20分の地に鎮座。
参拝は2009年7月18日
参道左手に鎮座する天満宮(左)、庚申宮(右)
旧護摩堂
延宝3年(1675年の建立)
境内。セミの鳴き声が響き渡る。
正面に拝殿、右に社務所、左には社叢が広がっている
拝殿
拝殿
御本殿
長寛2年(1164年)の建立、寛永4年(1627年)の再建。
入母屋造り、柿葺。見事な佇まい
御社殿向かって左手のご神木と
薬師神社(御祭神:少彦名大神)
御社殿向かって右手の
左:奇稲田姫神社(御祭神:奇稲田媛大神)、
右:小松建勲神社(御祭神:平重盛公、織田信長公)
御本殿向かって右手の織田神社(旧氣比社)
御祭神:保食大神、仲哀天皇、応神天皇
「織田一族発祥の地」の碑
境内左手の社叢(北参道)入り口
忠魂社
社叢に漂う幽玄な雰囲気に、少しショックを受ける
忠魂社の右手に鎮座する猿田彦神社
北参道の社叢
参拝が雨上がりだったせいか、濃密な蒸気が漂っていた
社叢内の稲荷神社
社叢
北参道の鳥居
付近には、「織田歴史資料館」がある。
時間があれば立ちよっても良いかもしれない