八代宮
熊本県八代市松江城町7-34
tel:0965-35-2448
八代宮(やつしろぐう)
旧官幣中社
御祭神は、懐良親王(かねながしんのう)です。
良成親王(よしなりしんのう)が配祀されています。
※懐良親王は、後醍醐天皇の第九皇子で、征西将軍として足利軍と戦った方です。
※良成親王は、後村上天皇の第七皇子で、懐良親王の没後に征西将軍の任に就いた方です。
明治維新以降、南朝の功労者を祀る神社の創建運動が各地で起こります。
懐良親王の墓所がある「八代」の住民からも、神社創建の請願がなされました。
鎮座地は親王が一時居城としていた八代城(松江城)の跡地です。
明治13年に社格が官幣中社と定められ、明治19年に良成親王が配祀されました。
後醍醐天皇の勅命を受けて西方で活躍された親王のうち、護良親王は「鎌倉宮」に、
宗良親王は「井伊谷宮」に祀られたのに引き続き、当社の創建となりました。
八代宮の一ノ鳥居
八代宮は八代城(松江城)跡に建立された神社。
城下町である八代市のまさにシンボルと言ってよい。
参拝は2010年1月6日。
真っ直ぐに伸びる美しい表参道。さすが官幣中社。
参道から境内である八代城跡を望む。
神社には駐車場がないそうで、神橋上に駐車してもOKとのこと。
ただ社殿の並びがとても美しいだけに、損なわれる景観が残念。
神橋の上から城壁と御堀を望む。
二ノ鳥居。奥に神門。
二ノ鳥居の左右に狛犬
二ノ鳥居の向かって左手に祀られた霊社
神門
神門の前には夫婦松
神門から境内を望む。正面に拝殿。
境内全景
社殿(拝殿)の落ち着いた佇まいが印象的
御本殿
玉垣の外より拝する社殿
参拝日は雪がちらつく天気。、空にたなびく紫色の雲が印象的
境内
拝殿側から神門を望む
八代宮を取り囲む城壁
城壁上に昇る階段があり、そこから境内を見渡すことができる
参道側の城壁上から望む社殿
境内の左奥にある「天守閣跡」
こんなところにも昇れてしまうのか、と驚き。
城壁上に安全柵などはなく、ちょっと危険
天守閣跡から望む境内
天守閣跡から望む御本殿
天守閣跡から見下ろす御堀