大山阿夫利神社・本社
神奈川県伊勢原市大山
tel:0463-95-2006
大山阿夫利神社・本社(おおやまあふりじんじゃ・ほんしゃ)
御祭神は、大山祗大神(おおやまつみのかみ)、高龗神(たかおかみのかみ)、
大雷神(おおいかづちのかみ)です。
中腹の下社、および山頂本社に大山祇大神、、山頂本社の摂社:前社に高龗神、
同じく摂社:奥社に大雷神をお祀りしています。
社伝には崇神天皇の御代の創建とあり、延喜式では「阿夫利神社」と記載されています。
中世以降は大山寺を拠点とする修験道(大山修験)が盛んになり、源頼朝を始め、北条氏・徳川氏など、武家の崇敬を受けました。
大山の標高は1251m。
大山は、またの名を「あふり山」と言います。
「あふり」の名は、常に雲や霧を生じ、雨をふらすのでこの名が起こったと言われています。
下社にある、大山阿夫利神社・本社への登山道入口。
本社までの所要時間は90分とのこと。
出発時刻は、8時45分。
いきなり急な階段。
手すりは老朽化のため、所々壊れていた。
(かなり怖い)
階段途中から臨む、下社の御社殿
大雷大神をお祀りする碑
参道は階段から石段へと変わる。
勾配もかなり急
磐座(いわくら)を思わせる巨石。
石段の両脇に横たわる
夫婦杉
樹齢は5、600年とのこと
根がせり出した大杉
急な坂道が続く。
途中、何人もの登山者とすれ違う
展望台からの眺望
天狗の鼻突き岩
大人の手が入るくらいの穴があいており、
これは天狗が鼻を突いた跡だと言われている
富士見台
この位置から富士山が見えるのだというが、
残念ながら雲に覆われ見えない。
登山道の難所の1つ。かなり体力を奪われる。
このような険しい道が何度も現れるが、英彦山のように「鎖場」になっている断崖はなく、
楽しみながら登山できる参道と言える
やっと半分くらい来たかな?と思ったときに現れた、
「あと10分」の看板。
すでにヘトヘトだっただけに、かなり嬉しかった
山中の鳥居
ついに到着、山頂本社。
到着時刻は、9時45分だった。(ちょうど1時間)
大山阿夫利神社摂社:前社
御祭神は、高龗神(たかおかみのかみ)
※水をつかさどる龍神とも言われている
社号標と本社御社殿
本社御本殿
御祭神は、大山祗大神(おおやまつみのかみ)
※下社の御祭神と同じ
大山阿夫利神社摂社:奥社前の狛犬
大山阿夫利神社摂社:奥社
御祭神は大雷神
山頂の広場でしばし休憩。
おにぎりが美味しい。
山頂からの展望
遠くにうっすら伊勢原の街並みが見えた
山頂の美味しい空気を堪能し、急いで下山。
いつものように飛び降りるように駆けていく、が、降りてみてわかる、その急さ加減。
いやあ、険しい!
足場を確認しながら慎重に降りないと、怪我をしそうだ。
途中、非常に多くの登山者たちとすれ違った。
皆さん苦悶の表情を浮かべながらの登山だ
ノンストップで登山道入口に到着。
主要時間は30分だった。
結局、上りは60分、参拝・休憩は15分、下りは30分という所要時間だった。