函館八幡宮
北海道函館市谷地頭町2-5
函館八幡宮(はこだてはちまんぐう)
旧国幣中社
御祭神は、品陀和気命(ほんだわけのみこと、応神天応)です。
住吉大神(すみよしのおおかみ)、金刀比羅大神(ことひらのおおかみ)が配祀されています。
社伝では、文安2年(1445年)、河野政通公(亀田郡の領守)が函館・元町に城を築く際、
城の鎮守として八幡神(品陀和気命)を勧請したのに始まると伝えられています。
函館八幡宮の「一の鳥居」。右の山はイソダテ山(129m)。
この山の延長線上に、函館山の山頂がある。
函館八幡宮は、函館駅から車で10分(路面電車の函館市電+徒歩で15分)の地、
函館山の麓・谷地頭町(やちがしら)に鎮座。
参道の階段と社号標。
階段上に「二の鳥居」。
参道。階上に「三の鳥居」。
三の鳥居。その奥に拝殿。
三の鳥居の神額。
文字は載仁親王の御筆。
階上に拝殿。両脇に狛犬。
拝殿
拝殿
御本殿
日吉造りの本殿に、拝殿を権現造り(エの字型)に合わせた
「聖帝八棟造り」という珍しい造り。
大正4年の竣工。
エゾダテ山を背負った御社殿(側面)。
まるて生き物のような躍動感ある造形。美しい。
境内左の眺望。
背後には地蔵山の山並み。
赤く見える鳥居は鶴若稲荷神社。
鶴若稲荷神社。
鮮烈な朱色の鳥居と社殿。
薄い青系色を基調とした函館八幡宮の社殿とは対照的。
勾玉の池(まがだまのいけ)
かつての御社殿の鎮座地とのこと。
山神社
境内の右側にひっそりと鎮座する。
境内の社叢
光を浴びた緑の若葉が美しい。
参道階段横の木々。
八幡宮より海(住吉港)に向けてまっすぐに伸びる参道。
正面に「一の鳥居」。
住吉町の海岸。
函館八幡宮から徒歩10分で到着。
海岸側から望む、函館山の山並み。
右にイソダテ山。その奥に函館山の山頂が見える。
函館市電、函館駅前停留所。
函館駅より徒歩3分。
函館八幡宮参拝メモ
参拝は、2009年6月28日の昼ごろ。
前日は青森県の弘前に泊まり、早朝に岩木山神社を参拝。
その後、7:52発の寝台特急「日本海」で青森に出て、
青森から函館までは特急「白鳥」に乗り換え、10:49に函館に到着。
函館に来たのはもう20年も前。でも街の印象は昔とさほど変わらない。
函館駅から八幡宮へは、市電(路面電車)があるので便利。
※10分間隔で運行。
最寄り駅は「谷地頭(やちがしら)」。そこから八幡宮へは徒歩10分。
函館八幡宮参拝後、特急に乗り札幌(北海道神宮)へ向かう。