伏見稲荷大社
京都府京都市伏見区深草藪之内町68
伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)
旧官幣大社。全国三万余を数える稲荷神社の総本社
御祭神は 宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ:下社)を主祭神とし、
佐田彦大神(さたひこのおおかみ:中社)、大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ:上社)、
田中大神(たなかのおおかみ:田中社)、四大神(しのおおかみ:四大神社)をお祀りしています。
この五柱を稲荷大神と称します。
深草の長者であり、当時栄えていた秦伊呂具はおごり高ぶり、餅を的に矢を射たところ、
餅は白鳥となり伊奈利(稲荷)三ヶ峰の方角に飛び去りました。
これを機に、秦氏に衰えが見えはじめたため、秦伊呂具は和銅4年(711年)に伊奈利(稲荷)三ヶ峰に神を祀ります。
これが大社の創始と伝えられています。
社殿が現在の地に移されたのは弘仁7年(816年)とされており、仁寿2年(852年)に降雨祈願の奉幣が行われて以来、
朝廷からたびたびの勅使が遣わされ信仰を集めたと伝えられています。
参道の大鳥居と社号標
9月上旬、日の出とともに参拝。
今回で2度目の参拝となる
楼門
天正17年(1589年)豊臣秀吉の造営
楼門前の狛狐と楼門の額
境内
外拝殿、その奥に拝殿
外拝殿
拝殿
御本殿(重文)
御本殿(重文)
東丸神社
神楽殿
権殿
玉山稲荷社
右手の鳥居より、有名な千本鳥居へと続く
玉山稲荷社近くの境内社
奥宮参道入り口の鳥居
鳥居が作る朱色のトンネル。千本鳥居。すごい。
千本鳥居
崇敬者が祈りと感謝の念を奥社参道に鳥居の奉納をもって表そうとする信仰が
江戸時代に興り、名所「千本鳥居」を形作りました。
千本鳥居
奥宮奉拝所
この奥社奉拝所はお山を遥拝するところで、
稲荷山三ケ峰はちょうどこの社殿の背後に位置しています。
奥宮奉拝所
おもかる石
願い事の成就可否を念じて石灯篭の空輪(頭)を持ち上げ、
感じる重さが、自分が予想していたよりも軽ければ願い事が叶い、
重ければ叶い難いとする試し石です。
稲荷山へと続く鳥居
ここから本格的な登山がはじまる
熊鷹社と新池
新池付近の様子
鳥居や社が無数にある感じ。
これらと同じ数の「願」が周囲に渦巻いている。
三徳社
四ツ辻からの展望
三ノ峯(下ノ社)
御祭神は宇迦之御魂大神
三ノ峯(下ノ社)
御祭神は宇迦之御魂大神
。
一ノ峯(上ノ社)
御祭神は大宮能売大神
春繁社
御釼社
山上古図に釼石(雷石)と記されている
清瀧
眼力社・石宮社